今回は、わが家の子どもたちが約2歳の時に経験した
「熱性けいれん」について…
自力で対応した場合の実体験を
紹介していきたいと思います。
両親とも熱性けいれんの既往歴は
ありませんでした。
1度は耳にしたことはありましたが、
まさか我が子に起こるとは思っていませんでした。
発症前の様子 ~長男:1歳11カ月~

発症日:2019年5月10日 (AM10:30頃)
体温:39.8(MAX 40℃超え)
この日の前日から熱を出して寝ていました。
その時は38.5℃の発熱!
熱に気づいたのが夜中だったので、
朝様子見て病院に連れて行こうと
思っていました。
夜中は目が冴えてしまったようで、
あまり寝ていません・・・
朝起床時(8時頃) 39.4℃

アイスノンをし、バナナなど食べた後(AM9:00頃)
少し眠り始めたので、起きたら病院へ行こうと思いました。
眠ってる最中、息子の体がピクピクっと
何度か震えていました。
その震えで目を覚ますことも・・・
「寒くて震えているのか~・・・」
などと安易に考えていた私・・・
目を覚ました時に
「すぐ病院に行っていれば・・・」
とすぐ後悔することに・・・
熱性けいれん発症
AM10:30頃 突然それはおきました!!!
今までの寒気から来る震えとは違い、
ガタガタと震え始めました。
痙攣時間:1分半~2分くらい
痙攣体勢:
仰向け/黒目は上向き
手足はピーンとつっぱって/全身ガタガタと震える
もっと長い時間痙攣を起こす
お子さんもいるそうなので、
長男は割と短いほうですが、
初見でビビります・・・
ホラー映像ですもん・・・
熱性けいれん時の対応
夫から、もし熱性けいれんになったら、
「動画を撮っておくように!」
と言われていたのを思い出し、
慌てて撮影を始めました。
撮影する際は、
全身が入るように撮影する!
??なぜ動画を撮影したほうがいいのか??
① 痙攣時、全身で左右差が出る場合がある。
② 診察時に必ず、「痙攣時どんな様子でしたか?」と
医師から聞かれます。動画見せればすぐ診断がつきます。
③ 突然起きて覚えていたとしても、バタバタしているうちに
忘れたり、正確性に欠けてくることもありえます。
正確に医師に症状を伝えるためにも、
動画に残すこと!!
を強くオススメします!!!

「動画撮影している余裕なんかないよ!!」
と私も夫に突っ込みました(笑)
しかし、実際目の当たりにすると、
いくらこちらが声を掛けようと
息子は反応出来ないのです・・・
悲しいことに親は成すすべがないのです・・・
そんな時してあげられることは、
病院に着いた際に迅速に対応が出来るように準備することだと思います。
熱性けいれんが起きたときの
親の対応をまとめてみました。
・まず親が冷静に!!!
・子どもの衣服を緩める
・嘔吐や誤飲を防ぐため顔を横に向ける
・子どもの様子を観察する、覚える
・余裕があれば動画撮影
・5分以上続く場合、左右差がある場合、
意識が朦朧としている場合など
様子がおかしい時は救急車を呼んですぐ医療機関へ
参照:mamako with
・体を揺らす
・体を叩く
・大声で話しかける
・口の中に物や指を入れる
(誤嚥・誤飲の可能性有り)
・落ち着いてからすぐに、
水などを飲ませる
(誤嚥・誤飲の可能性有り)
参照: mamako with
熱性けいれんが落ち着いてから
長男くんの場合は、
2分程で痙攣が落ち着き、
その後も意識があり、
こちらの呼びかけにも反応していました。
体はダランっと力が抜けきってましたが…
当日は私1人しかいなかったので、
119に電話しようと思いましたが、
とりあえずかかりつけの小児科へ電話。
「すぐに連れてきてください。」
とのことだったので、
力が抜けきっていて
重さが増している長男くんを、
なんとか2階から玄関まで運び、
車で連れて行きました。
・運転中でしたが、
また痙攣が起きないかだけ
注意して見ていました。
・運転中に再び痙攣が起きる
可能性もあるので、
救急車を要請してもいいと。
いう意見もあります。
かかりつけ医に連絡する場合は、移動手段も聞いてみると助言してくれると思います。
(私はなぜか「自分で連れていかなきゃ!」
という訳の分からん一心でしたので、聞くのを忘れました・・・)
病院に着いたら、
連絡をしていたためか、
すぐに呼ばれました。
スマホの動画を見せ、
軽く症状を説明したところ
うん、これは…
熱性けいれんですね。
との診断でした。
初めてということと、
熱が高かったため
「ダイアップ坐薬」
を入れてもらいました。
この薬は、
熱性けいれんを予防するために使用される薬だそうです。
それ以降24時間は
注意して様子を見ていましたが、
熱性けいれんはおきず、
「カロナール(解熱剤)」を飲んで、
翌日には熱が下がりました。
丸1日以上歩くことが出来なかったので、
しばらく産まれたての小鹿状態で
フラフラしながら
歩いていたのをいつでも思いだします。
そのまた翌日には、
何事もなかったかのように元気になりました!!!

まとめ
突然起きたことで、
ましてや頼れる人が誰もいない中で
少しやらかしてしまったこともありますが・・・
ひとまず長男が無事でよかった!
と心から思います。
初めて起きた日以降は、
高熱でも痙攣は起きていません。
しかし高熱を出す度、
「また起きるんじゃないか」と、
ビクビクしています。
いつ起きるかわからない熱性けいれんですが、
高熱が出た場合は、その可能性もあることを
少しでも頭に入れておけば、
冷静でいることが出来ると思います。
私も前日に夫からの、
もしもの場合の話がなければ、
パニックで何をしたらいいか
わからなかったと思います。
(夫に感謝ですね!)

症状は子どもそれぞれ違いますが、
親のできることはご紹介したことだけです。
いつ、いかなる時も親は冷静でいなければならないなぁと
改めて強く実感した1日でした。